こんにちは、asariです!トリケラトプス大好きな2歳の娘との毎日は、新しい「困った!」と「できた!」の連続です。

元々絵本が大好きな娘ですが、最近「これ読んで!」と持ってくる絵本のセレクトがガラリと変わってきました。「また同じ絵本?」と思いつつも、何度でも読んであげていると、娘の反応がどんどん豊かになっていくんです。言葉を覚えたり、感情を表現したり、絵本の力って本当にすごいですよね。
3歳を目前にして、読みたがる絵本の傾向も変化中。「どんな絵本を選んだらいいの?」と悩むママパパも多いはず。今回は、我が家の絵本好きな娘が最近特にハマっている5冊をご紹介します。地頭を育む昔話から、五感を刺激するしかけ絵本、心の成長を促す温かい物語まで、きっとお子さんの心にも響くはずです!

まず知っておきたい!3歳目前の絵本選びのコツ
娘を見ていて実感するのは、3歳を目前にして言葉の理解力と表現力がぐんと伸びているということ。「これどこで覚えたの?」という言葉をどんどん使うようになって、物語の内容もより深く理解できるようになってきました。
絵本選びでは、こんなポイントを意識しています:
繰り返しフレーズがある絵本では、娘も一緒に「わんわん」「がおー」と言いながら楽しんでいます。次に来る言葉を予測して、得意げに先に言ったりするんですよね。
擬音語・擬態語が豊富な絵本も大好き。「きらきら」「ぽんぽん」など、音や様子を表す言葉は語彙をぐんと広げてくれます。新しい擬音語を覚えると、日常でも使いたがるのが可愛いです。
生活習慣につながる絵本は、親としてもありがたい存在。歯磨きやトイレの絵本を読んだ後は、「絵本の○○ちゃんみたいにできるかな?」と声をかけると、意外とすんなり協力してくれたりします。
豊かな感情を描いた絵本では、登場人物の気持ちを一緒に感じることで、娘の共感力も育っているような気がします。「かわいそうね」「よかったね」という言葉も自然に出るように。
仕掛けがある絵本は、指先の器用さを育むのにもぴったり。めくったり押したりする動作も、娘の成長を感じられる瞬間です。
では、これらのポイントを踏まえて、我が家で大人気の5冊をご紹介しますね!
我が家の絵本好き娘が最近読みたがる絵本5選
1. 地頭がよくなり 生きる力がつく 日本の昔ばなし25
昔話デビューに最適!2歳から楽しめる理由
「日本の昔話を娘にも知って欲しいなぁ」と買ってきたこの本が、まさかの大ヒット!25のお話があるので「今日はどれを読む?」と目次で選ぶのも楽しそうです。
2歳の子でも飽きない長さで、絵も温かいタッチで見ているだけで楽しいんです。「おむすびころりん」では、何度か読んでいるうちに「おむすびころりんすっとんとん〜🎵」と一緒に歌うようになってきたのが可愛すぎます。
昔話の素晴らしさは、善悪の判断や道徳観、思いやりの心、困難に立ち向かう力など、生きていく上で大切なことを自然と学べる点。「桃太郎」なら仲間と協力することの大切さ、「かさじぞう」なら良い行いをする心など、それぞれに深い教訓が込められています。
娘も「ももたろうさんつよいね」「おじいさんやさしいね」と、登場人物の気持ちを想像しながら聞いているのが伝わってきます。シンプルなストーリーの中に、たくさんの学びが詰まっていることを実感している一冊です。

2. チャイコフスキーのくるみ割り人形
五感フル活用!音と光の魔法にうっとり
この絵本は、もう「読み聞かせ」の域を完全に超えています!お話を読みながら、バックミュージックのようにチャイコフスキーの美しいメロディを流せるんです。
好奇心の塊の娘は、ボタンを押すと音が鳴る仕組みに大興奮。クラシック音楽に触れる機会ってなかなか作れませんが、この絵本なら遊びながら自然と美しい音楽に親しめます。「花のワルツ」や「金平糖の踊り」が流れると、娘も体を揺らしてリズムを取っているんです。
音楽を聴くことで感性や情緒が育まれるだけでなく、集中力も養われているよう。物語と音楽がリンクすることで、想像力も刺激されて、より深く物語の世界に入り込めているみたいです。
お休み前や、ちょっと気分転換したい時にこの絵本を開くと、親も子も一緒に癒やされる特別な時間を過ごせます。

3. ありがとうのえほん
感謝の心を育む、毎日使いたくなる魔法の言葉
「ありがとう」って、人とのコミュニケーションで一番大切な言葉の一つですよね。この絵本は、感謝の気持ちを育むのにぴったりです。
主人公の女の子が、身の回りの様々なものに「ありがとう」と伝えるお話。絵はシンプルでありながら温かみがあって、色使いも優しくて、見ているだけで心が安らぎます。
娘はまだ自分の気持ちを言葉にするのが難しい時もありますが、この絵本を通じて「ありがとう」という言葉を自然に学んでいます。ふとした時に「ママありがとうね」と言ってくれるようになって、胸がキュンとします。
感謝の気持ちを表現することは、豊かな人間関係を築く上で不可欠な力。この絵本は、その大切な心の種を小さいうちから育んでくれる、温かいメッセージが込められた絵本だと感じています。

4. くまのコールテンくん
物を大切にする心と友情の温かさを学ぶ名作
世界中で愛されているロングセラー「くまのコールテンくん」。可愛いだけじゃなく、物を大切にする心と友情の温かさを教えてくれる深い物語です。
コールテンくんの「僕を大切にしてくれる人がいるんだ」という喜びや、リサのコールテンくんを思う優しい気持ちが、シンプルな言葉と絵で丁寧に描かれています。娘には少し長いかもしれませんが、コールテンくんの表情やリサの行動から、相手を思いやる気持ちや物を大切にする心が自然と伝わります。
娘も、コールテンくんの姿を見て「かわいそうね」「よかったね」と共感したり、自分のお気に入りのぬいぐるみに対してより一層優しく接するようになりました。物を大切にすること、そして誰かのことを大切に思う気持ちは、年齢に関係なく育んでいきたい大切な価値観です。
5. なんじなんぷんなんのじかん
時間の概念を楽しく学んで生活リズムも整う!
「時間」という抽象的な概念を理解させるのって、本当に難しいですよね。でも、この絵本は時間を楽しく、感覚的に学べる素晴らしい一冊です!
「なんじなんぷんなんのじかん」というリズミカルな言葉とともに、主人公の猫たちが朝起きて、ご飯を食べて、遊んで、お風呂に入って、眠るまでの一日の様子が描かれています。それぞれの活動に合わせて時計の針が動いていくので、視覚的に時間の流れを捉えることができるんです。
「時計の長い針が12のところにいったら、お昼ごはんの時間だよ」「短い針が3、長い針が12のところになったら、おやつの時間だね」など、具体的な声かけをしながら読むと、娘も「あ!ごはんの時間だ!」「おやつの時間楽しみだね」と、時間と行動の繋がりを少しずつ理解するように。
時計への興味を引き出し、生活習慣を身につけるのに、とっても役立つ一冊です。

絵本で広がる3歳目前の世界、そして親子の時間
今回ご紹介した5冊の絵本は、それぞれ異なる魅力があり、娘の様々な成長をサポートしてくれています。
昔話で道徳観や善悪の判断力を育み、音の出る絵本で豊かな感性と音楽への興味を引き出し、感謝の絵本で優しい心を育み、友情の物語で物を大切にする心を学び、時間の絵本で規則正しい生活習慣を身につける。
絵本は、子どもにとって単なるおもちゃではなく、言葉や感情、知識、そして「生きる力」を育む大切なツールなんですね。毎日少しの時間でも、娘と一緒に絵本の世界に浸ることで、親子の絆も深まっていることを実感しています。
「今日の絵本、どれにする?」と娘と一緒に選ぶ時間もまた楽しいもの。娘が「これ読んで!」と選んだ絵本を何度でも読んであげると、毎回新しい発見があります。
3歳を目前にして読みたがる絵本の傾向が変わってきたことに、成長を感じています。こんなに夢中になれる本があることに、親として嬉しさでいっぱいです。
ぜひ、今回ご紹介した絵本を参考に、お子さんのお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。そして、絵本を通じてお子さんの世界がさらに広がることを願っています!
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